たけし、亡きいかりやさんについて語る

「今考えればオイラは亜流で、お笑いの本流はいかりやさん。これからはそういう時代に戻るのが正しいのに、その時代にいなくなってしまったのは残念ですね」
引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040328-00000035-nks-ent
考えさせられる一言です。亜流も天下をとったら本流、だよなぁ。「そういう時代に戻るのが正しい」どういうことなんだろう。本流って、なんでしょうね。作り込んだ笑いという意味か、世代を超えて笑える笑いという意味か。
世代を超えて笑える笑いはこれから出づらいですよね。今、笑いの舞台はテレビ。視聴者を層に分けて視聴率を計っている限り、その層で絶大な支持を集める笑いの方が尊重されがちですものね。茶の間に一家に一台テレビがどんと座っている時代じゃないですからね。
ドリフの追悼特番を見て、ドリフが人形劇の番組を持っていたことを知りました。「♪ニンニキニキニキ」は、これのテーマソングだったんですね。今の芸人で近い存在…思いついたのは爆笑問題でした。子供からご年配まで、世代を超えた笑いができる数少ない芸人です。これからそういう若手、出てきてくれるでしょうか。