エンタの神様

内容が薄かった。持ちネタ以外をやらせたり、まだネタが発展途上の芸人を出すのがエンタの特徴。新鮮味を与える反面、笑いが薄くなるという短所にもなる。思いきりネタをがんがんカットして、密度を上げることでぎりぎり地上波ゴールデンの放送を保ってきたような気がする。今日はカットが少なかった。薄いボケで、爆笑しているゲストの映像がなんか切なかった。今後もこんなかんじなら、持ちネタ以外のネタの質の向上は急務。若手の発掘・チョイスにも力を入れるべき（まだ決め球がいくつもない人に頼って何回も出すのはかわいそうだ）。
▼長井秀和…身内(?)の青木さやかをいじる。青木さやかの知名度向上を反映して満を持して。しかし身内だからか毒も濃かった。
▼アンジャッシュ…前回の刑事コントから一転、AD児島シリーズを。内容が練られていなくて、アンジャッシュっぽくない。エンタの話じゃないけど、最近、児島のキャラっていいな、と思う。リアクションとか勉強したら、芸の幅が広がってよさそう。アンジャッシュはコント職人だけど、好感度も高そうなので、芸の幅を広げた方が、活躍の場が広がりそう。
▼スピードワゴン…ファンは泣いたと思う。先々週の甘い言葉の盛り上がりから一転、「？」なかんじだった。「勝手に…」とつければスピードワゴンにやらせていいってもんじゃないよ、五味様。
▼アンガールズ…満を持して登場のアンガールズ。ゴールデンタイムでアンガールズ。ホープ大賞だよアンガールズ。あいあい、アンガールズ。マイペースでやっててよかったな。最近よく見る、道場のネタ。この人に限らず、エンタとO-CDTV、ネタがかぶったとき、O-CDTVのが面白い印象があるのはなんでだろう。視聴者として、エンタはちょっとネタが上滑りしてる感じがする。笑いをかぶせてるからかな？
▼ハローケイスケ…アンケート芸人という肩書きがつきそうだね。アンケート形式なら、客席もカメラに写っていることだし、客いじりとかも混ぜた方が盛り上がりそう。
▼いつもここから…「偉そうなのに」というコント。パッケージを変えていた。「どけどけどけ」ほどのパンチ力はないが、今日出た面子の中では一番自分の試合ができていたと思う。
▼ハローバイバイ…あ、一番自分の試合ができていたのはここのコンビでした。個人的には役者のお手伝いさんのネタより、こっちの結婚式のネタのが好き。「混ぜるなキケン」、いいなぁ。スピーチの空気がおかしくなってきたのを察知して、新郎が手で大きく「×」を作って、「シメてシメて」！この新郎、業界染まってんなー（笑）
▼安井順平…ピンでネタ、やりなれてないんだろうな。視点はいいが、見せ方がイマイチでもったいない。
なんか愚痴っぽくなっちゃった。気を悪くしたかたすみません。もちろんエールの意味で書いてますので、許してください。