オンエアバトル(爆笑編)

久々にがっつり見ました!

  • ヒロシ

ヒロシです」。一言ネタで、エンタのように編集が入らないと、持ち時間数分で、相当なネタの数が繰り出されるが、「献血に行ったら、輸血を勧められた」という絶対ないネタから、「ダンディ坂野からダメだし」などの究極のリアリティを持つネタまでちりばめて、バランスのよさを出し最後までお客さんを持っていった。絶対無いネタの、微妙なリアリティがヒロシのセンスのよさ?

  • カンカラ

今回も時代劇コント。志村塾に入塾したらいいのにな(笑)今回のドタバタの山は、ベンチ使い。チャンバラコントのお決まり、刃を手で持ってしまうなどのベタをはさみつつ、ベンチをCTスキャンに見立てる等、動きのあるボケで生きの良さを出した。ダンス→ダンス→お払いまでのしっかりとした丁寧なかぶせは、大人数ならでは。自分たちのもつ強みをよくわかったコントグループだと感じた。

コント「告白」。ロックな5人の中に、山本信也監督みたいな人がいる(笑)メインの告白場面は大喜利的に4人がボケの波状攻撃。わかりやすい笑いで、会場は終始和やか。「L・O・V・O…ロボ!」と言って4人がいっせいにロボットダンス。強引さが心地よい笑いをもたらした。

漫才。ヒーローインタビューを負けサイドからみる、視点の転換が面白かった。ネタの鮮度のよさとバカバカしさは18KINの持ち味。やっぱりネタ(台本)はいいよなぁ〜。ボケの人のキャラが微妙に弱いのが伸び悩みの原因?(笑)分析中〜。

漫才。初出場初オンエアの若手中の若手。ネタもフレッシュだった。歯医者の「キュイーン」という音を患者の不安を和らげるために、「きゅう」のつく言葉で置き換える、という運びで言葉遊びに持っていく発想に、ただ感心。なんとも次世代らしさを感じた。未熟な部分が目に付くものの、自分たちの思うところできちんと笑いを生んでおり、今後の成長をぜひ見守りたい芸人。