笑いは血管にも好影響 米研究チーム発表

お笑い映画を見て思い切り笑うと血管が広がり、血液の流れがよくなることが分かったと、米メリーランド大の研究チームが7日発表した。研究者らは「週3回の運動と毎日15分間の笑いを」と勧めている。
 健康な男女20人にお笑い映画と戦争映画を見せ、それぞれの映画の前後に超音波で血流を測定。お笑い映画を見た後では20人中19人で血管が拡張、血流が平均で22%増えていたが、戦争映画の後では14人の血流が平均35%減っていた。
 笑いの効用については「免疫を高める」「ストレス関連物質を減らす」などの報告はあったが、血管への影響が分かったのは初めてだという。

引用:共同通信3月8日