今夜甦る!昭和の爆笑王

山田邦子って、改めてすごかったのですね。バスガイドのネタのさわりが流れていたいのですが、ある程度完成されてる感じがして…。ネタの巧さ、それを引き立たせる、バスガイドの演技、それをエスカレートさせたキャラクター、バランスがよいですね。21歳でここまでできる芸人今、いないよなぁ。
竹中直人、笑いながら怒る人が見れて良かった(笑)酔っぱらいのキャラクターを演じながら、持ちネタを披露する、モノマネ芸人がよくやるスタイル。今の頭髪では、「芥川龍之介」の形態模写は無理ですね(^^;
ヒップアップ、「作・島崎俊郎」とテロップで出るのが、ノスタルジックな感じ。2人で芝居を演じて、1人がギターを持った語り部となるって形式が珍しいですね。
片岡鶴太郎小森のおばちゃま、懐かしいですね。タキシードを着て、がっつり漫談しながら、モノマネを披露していく超正統派。モノマネの印象が強くて、しゃべりの印象があまりなかったので、意外でした。漫談部分は、なんとなく、ユリオカ超特Q、みたいな(笑)
久本雅美、二人羽織で、手が言うことを聞かない(霊に取り憑かれた)という設定のネタ。よくこの設定見つけたなぁ〜。マチャミのコミカルな演技が素敵。
やすきよは、改めて思ったんですが、身振り手振りが大きいんですねー。特に西川。表情、アクション、声色、ネタの内容、テンポ、間、すべてに統一感があって、音楽が流れるような自然な感じ。このネタのここのボケが面白い!というよりは、いつの間にか、やすきよ漫才という空間に身を置いて、気が付いたら大笑いしているうちにオチを迎える、大阪の笑いの典型だなあ、と思いました。