5/18 25:58〜26:58 東京ワン泊〜そうだ東京に泊まろう!(フジテレビ)

誰もが感じるであろう、テレビ東京の「田舎に泊まろう」と酷似した企画意図。番組も「8年前の企画を…」とこちらが先であることをアピールして、相当テレビ東京を意識している模様。しかし、ここは「楽しくなければテレビじゃない」のフジテレビ。バラエティの遺伝子の流れる、まったく別の番組に仕上がっていました。
ついつい比較してしまうんですが(^^;テレビ東京のほうは、「人とのふれあい」と「芸能人が一般人に返ったときの素顔を垣間見る」とこに重きを置いているのに対し、こちらは「東京」で「わんぱく」です(笑)まず、東京には様々な人が住んでいて、楽しい。また、芸人は一般人に返らず芸人のまま、わんぱくに接します(笑)また4組の芸人の宿探しを同時進行しているので、「こっちの芸人がここまで進んでいるのに、ほっしゃん大丈夫!?」など、ハラハラしながら、ついつい見入ってしまいました。
VTRをスタジオで見る今田のコメントも、番組を大いに盛り上げていました。今ちゃんという人は、番組をまとめる一方で、かき乱すこともできる、ゼネラリスト!オープニングで、だいたひかるとペナルティ・ワッキーが楽屋で抱き合っていたという目撃談を暴露!真相を闇の中に残し、VTR突入。これが、今ちゃん仕切りなんですね(笑)
さて、4人のチャレンジャーのワン泊先は、ロバート秋山が居酒屋を経営するお宅。人の心にするすると入っていく、人なつっこさがありました。最初にターゲットにした92歳のおじいちゃん。何かにつけて「92歳」とアピールをしてくる度に、秋山「え!?ほんとに92歳!?」と毎回免許証を確認するてんどんが心地よかった(笑)毎回、性懲りもなく免許証を差し出すおじいちゃんも素敵。
だいたひかるのワン泊先。はじめは、「ナンパしてきた男性」の家を狙っていたのだが、うまくいかないらしいとわかると、足早に下北沢へ。ターゲットを若い一人暮らしの女性に変更。一気に妥協した、だいたの変わりように笑った。ワン泊先は所沢。あれ?「埼玉ワン泊」だっけ!?(笑)ところで、だいたひかる、実は、男性に全く声をかけられなかったわけではない。中年男性に声をかけられ、指で数字を提示されていたそうな…。しょうがないよ、ワン泊先が所沢でも許す!
さて、安田大サーカス団長も参加。安田大サーカス、今ちゃん司会の番組には、たびたび吉本勢に紛れて存在してますね(笑)六本木ヒルズに住む住人をターゲットに、はじめに声をかけたのが「イルミネーションデザイナー」その肩書き、いい意味で、怪しい!(笑)これぞ東京ですな。結局その人は、夜も仕事とかでNG。その日誕生日だった団長のために、トナカイのイルミネーションをプレゼント。5月のトナカイはホステスさんにターゲットを変更。団長「こび売りましたよ!」と居酒屋での大サービスもむなしくNG。ゆきついたのは、オカマの家。入浴シーンをまじまじと観察される団長。オカマと「オコゲ」(←って言葉が昔あったよね(笑))に挟まれ就寝する団長。おつかれさまです。
さて、一番不安なほっしゃん。声をかけても、かけても報われない…。今田「VTRが重いねん!!!」。しかし唯一、はじめに提示した「同年代のサラリーマン」というターゲットを初志貫徹。新橋の居酒屋で33歳のサラリーマンと意気投合し、ワン泊先をゲット。そのすみかは、高級マンションかと思いきや、中に入ると万年床でゴミが散乱。歴史本とアニメ本が隣り合って積み重なっている独身サラリーマンの実態が。ベランダで夜空を見ながら、悩みを聞くほっしゃん。。翌朝は目覚ましから聞こえる「ねぇ、耳元で起きてって言ったら起きてくれる?」というアニメの声に起こされ、ワン泊終了。
いやいや、同じような企画の番組でも、ここまで趣向がかわるんですね。夜中におなかいっぱいの笑いをありがとう。