女興行師吉本せい―浪花演芸史譚

吉本せい吉本興業創業者。商家の娘として生まれたせい。20歳で大阪の荒物問屋「箸吉」に嫁ぐ。しかし、旦那は道楽者。芸人を連れては遊び倒し、事業に失敗。吉本興業は、亭主を立ちなおさせるために言った、せい氏のこの一言から始まった。「それやったら、いっそのこと、毎日、芸人さんと一緒に居て商売になる寄席しはったらどうだす」。
先日お亡くなりになった林正之助氏は、吉本せい実弟吉本せいをモデルにした小説には「花のれん」(山崎 豊子 著)も。
参考:http://www.enjyuku.com/k/kp71.htm