ガキの使い(5/23)

久しぶりに30分トーク。改めて松っちゃんの話術に関心。「ボトルガムを車の中でこぼした」、そんななんてことない話で、お客さんが手をたたいて大笑いしているとは…。振り返れば、禁煙していらいらしている、というフリから見事な流れ。で、ボトルガムをこぼす様、松っちゃんのリアクションを「ザー」という擬音で集約。むむー。
はがきでは、「山開き、海開き。その前に海・山にはいるとどうなる?」というお題。海の神、山の神を登場させるが、微妙なタッチがおもしろい。まず山。山開きの前に、山に入ってくる、ということは、来るなといっているのに、それでも山が好きなわけだから悪い気はしないと。だから怒り方も、にやりとしながら「あ〜っ!またぁ〜っ!」って(笑)。たとえるなら、新婚の奥さんが、旦那のつまみ食いに、かわいく怒る感じ。
次は、海。山の神は男だが、海の神は女だと。(ここで、テレコ(?)になって一笑い)。海の関係者が絶対海に入るなといっているところで、海の神様は、「足をぴちゃぴちゃする位は、いいじゃない。なぁ」、と話しかける相手がカニ。海の神様はカニのことが好きなんだって(笑)。(ここで、浜田が松本に「がんばれ」とつぶやく)。カニはそれを感づいているが、カニにはさらに好きな雌がにがいると。雌ガニの手前、海の神様の「なぁ」に「うん」と答えるとふてくされてしまうので、何も言えないカニ。故に無言で行動にでる。足をぴちゃぴちゃさせに入ってきた人間に対し、カニがぱちっと足を挟んでしまう。「あぁん、やめなさい」と、戒める海の神。それを見ていた山の神が「あっはっはっは!」。なんなんだ、このヤマトの国の昔話的なオチ!