中島みゆき、タモリら堀江社長を拒否 買収ニッポン放送には出演しない

同局の亀渕昭信社長(63)を始め現在の経営陣が、オールナイトを共に作り上げてきた現場スタッフ出身だったことも大きな理由となっているという。

引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050324-00000036-sph-ent
他に、野球解説者の江本孟紀氏、脚本家の市川森一氏、倉本聰氏の出演拒否が、高裁に「企業価値の低下」の証言として提出されていたことが明らかになったそうです。
ネットでの番組間競争を取り入れ、さらに特に中年層に人気のパーソナリティが出演拒否となると、ニッポン放送は、完全に若年層向けになってしまうのでしょうか。一市民としては、「こんな放送局が1つくらいあっても面白いんじゃない?」なんて、のんびり構えてられるけど、現場でリスナーと真剣に向き合って、毎日の放送を重ね、ニッポン放送の歴史を紡いでいった人々からは、やりきれない想いでいっぱいなんでしょうね。「お前に何がわかる!?」と。
一方で、新しい血を入れないと、組織というものは簡単に腐っていくのも事実。その新しい血として、ライブドアがふさわしいかどうかは、とりあえず置いておいて(^^;
企業と株主の関係、免許制故に旧態依然とする放送業界の実態、ラジオの本質、様々な問題を投げかけるこの一連の流れ。大変興味深いです。見守りたいと思います。