吉本興業がライブドア超え…ネットとラジオ融合実現

 あのヨシモトが、ライブドアに先駆けて“ネットとラジオの融合”を実現!? 吉本興業グループのCS放送/インターネット関連会社「ファンダンゴ」が、FMラジオ局「インターFM」、着メロサービスの「ポケメロJOYSOUND」と提携し、吉本のお笑いタレントが出演するインターFMの番組を「着うた」と同じ要領で携帯電話にもダウンロードして聞けるサービスを提供している。
(中略)
 若手お笑いのグループ「インパルス」「次長課長」「レギュラー」「ダイノジ」「ロバート」が日替わりでパーソナリティーをつとめ、爆笑トークやコントのほか、インディーズ系アーティストの音楽などを紹介する。
(中略)
 近年、若者のラジオ離れは深刻で吉本にも「タレントのラジオ番組を聴きたいが、ラジオ自体の聴き方がわからない」という問い合わせが中学生から来ているとか。ケータイをきっかけにラジオを聴く…。オヤジには隔世の感、ではある。
夕刊フジ) - 5月26日17時2分更新

引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000010-ykf-ent
8月まではFOMAのみで、利用料月額315円。http://www.radiomix.jpへ。将来的には、スタジオ内の動画を携帯の画面に表示させることも可能とか。イマイチ盛り上がりに欠ける、ケーズステーションなんかも、ノウハウ構築のための先行投資だったのかも。
ハードの普及って点では、PCよりケータイなんでしょうね。学生が親しんでいるのも、間違いなく、ラジオよりケータイです。目の付け所として自然な流れでした。
「無料放送している、1ラジオ番組を、月額315円で」これが高いか、安いか。ファンなら安いと見るでしょう。好きな時に、好きな場所でダウンロードして聞ける利便性、通常のラジオにはないですものね。録音機材の失敗やど忘れで聞き逃したり、あるいは、好きな場所で聞くためには、O.A.時間にMDなりテープなりに録音して、再生機材を持ち出して聞かなければならない。315円でその手間が解消されるなら…というのは、大人の意見なんでしょうか(^^;
ただ「ファンなら」というのが、大前提条件。恒常的に、きちんと視聴する手間を省くのに、315円が安いという話。もしくは、インターFMが聞けない環境にいる人が、地域限定でしかきけないものが聞けるというプレミアに対しての315円。「毎回聞きたい!」「このパーソナリティが好き!」そんなソフト面での基盤がなければ成り立たないんですね。1ラジオ番組に、音声コンテンツとしての商品価値がどれぐらいあるのか?5組は、これまで同様の番組を引き続きやっていくわけですが、どことなくプレッシャーじゃないでしょうか。
ところで、一瞬見出しを見て、「ライブドア」を意識した動きかと思いました。なんにも関係ないのね!とりあえず、ライブドアすげー、と締めますか(笑)
Inter FMYOSHIMOTO HYBRID HOUR」:http://www.interfm.co.jp/n03_pro/hybridhour.cgi