HDDレコーダーによるCMスキップで“損失”540億円

 HDDレコーダーによるテレビCMスキップで、約540億円の広告費損失が発生している──野村総合研究所NRI)は5月31日、インターネットアンケートをもとに試算した結果をまとめた。ブロードバンドの普及につれてテレビとの接触時間や影響度は減り続けると見ている。

引用・詳細:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000012-zdn_n-sci
広告媒体として、テレビが魅力のないものになったら、テレビの予算は減っていきますよねぇ。全体的な傾向として、番組自体の質低下につながらないか心配。
代わって「PCインターネットの利用時間が増えた」と回答した消費者が64%に上っているそうな。ハード(パソコン)の普及と、ソフト(コンテンツ)の充実の結果、しっかり消費者はついてきてますね。将来、若手芸人のステイタスが「ゴールデンで司会」から「大手ポータルサイトで自分でプロデュースした番組の定期配信」とかになっていくんでしょうか。
芸人の出世構造が代わってくる可能性も否定できませんね。今は、数字を稼げるベテランに若手や新人をセットで出す、もしくは前説で使う…そんな風に若手がステップアップしていく例が多いですね。これだと、大手事務所が圧倒的に有利。
しかしこれから、ブロードバンドでの自己発信がもっと普及すれば、思わぬ芸人が発掘される可能性もあるわけです。生で即座に帰ってくる笑いは、舞台でしか勉強できない。でも、そこさえ克服して、芸を磨けば、自らどんどんプロモーションできる。
…とはいえ、同じ先輩と一緒に飲みに行く、先輩の舞台を袖で勉強する、なんてアナログなことが一番勉強になるのかもしれませんね(笑)実際、ネットでのコンテンツ配信に熱心なのが、大手事務所だったり(笑)