千原兄弟のチョキ 2004.2.27 シアターサンモール

【出演】千原兄弟、2丁拳銃、ニブンノゴ!ハローバイバイチャイルドマシーンカリカ、そしてシークレットゲストに、ジャリズム
2時間半、笑いっぱなしのコーナーライブ。実に楽しい時間を過ごさせて頂いた。後ろの席の女の子の言葉を借りれば「おもしろすぎて、死にそう」。2500円だったが、全然3500円くらい払ってもいいと思った。アンケートボックスに1000円札入れて帰る勢いだった。

  • OP

MC千原兄弟が、出演者を呼び込んでいく。はじめに舞台上に「チョキに対する意気込み」がフリップに書かれており、千原兄弟2人でどの出演者が書いたものか当てながら。カリカは「打倒せいじ」。ブサイク同士ということで、千原Jr.「(靖史が)なめくじなら(家城は)塩」。シークレットゲストでジャリズム登場。
 靖史「山下君、調子はどうですか?」
 山下「今日は覚悟しとけよ!」
 会場「…」
  Jr.「スロースターターやから」
 渡辺「山下はこれでええねん。」
フリップは山下さんのおっきな鼻が揺れている絵。「このくらいブルンと頑張ります!」

  • 「これ何の記者会見」

何の記者会見かを当てるゲーム。記者会見される本人のみ、何の記者会見かを知らせておらず、記者質問の内容や自分が答えたときの客の反応を見ながら、何の記者会見かを当てる。受け答えの内容と記者会見のタイトルとのずれを楽しむコーナー。山下しげのりは、「隠し子発覚記者会見」に挑戦。「何人ですか?」という記者の質問に「自分を入れて3人」という答え。隠し子が記者会見を開いている、という斬新な回答に爆笑。渡辺・家城組、林・Jr.・小堀組は見事正解。大いに盛り上がり会場と一体感あり。

  • 「笑ったら熱湯をかぶれ」

他人・自分の答えに笑ってはいけない大喜利。上半身裸でスタンバイし、笑うと、自ら熱湯を浴びなければならない。笑ってしまったJr.がなんやかんや言って湯を冷まそうとすると、ポットマン山本が黙って新たな熱湯を用意。ジャリズム・渡辺は陰に隠れて、ほとんど熱湯を浴びず、千原Jr.に「ブランクか!」と言われていた。
1問目【携帯電話やと思って、よう見たらちゃうかった。何?】、
 渡辺「綿棒5本」
2問目【靖史や思てよう見たらちゃうかった。何?】、
 大川「くじゃく王」
 家城「(笑)くじゃく王って何!?イメージできない!(笑)」
3問目【(モノマネ)田村正和
 関「(Jr.のマネに爆笑)ぱっと見たら、
    顔もやってるんだもん!」
4問目【(モノマネ)ドラえもん
 樅野「う〜ふ〜ふ〜ふ〜ふ〜。ボクです」
 Jr.「(笑)セリフおかしいやろ!!!」
熱湯をかぶったJr.は、熱湯をかぶったショックで派手にめがねがずれる。それを見た渡辺「くっそ〜、その(リアクションやる)ために(俺も)メガネかけてたのに〜!!」
5問目【(東京の夜景の)写真。これに合った歌を歌え】
 大川「(美声のテノールで)♪Tell me why〜?」
(全員爆笑でくずれ落ちる)
6問目【(靖史の)写真。これに合った歌を歌え】
 樅野「♪生まれた所や、皮膚や目の色で〜、
     一体このボクの、何が、分かるというのだろう」
 家城「(爆笑)メッセージが強すぎる!!」
 大川「♪Tell me why〜?」
(またもや崩れ落ちる)
優勝は、もちろん大川。全員から熱湯の祝福。
 大川「うわ〜!!…♪Tell me why〜?」
美しいオチ!

  • 「ぴたっと合わせましょう」

川谷チームと、山下チームに別れ対戦。
●1回戦「サビをぴたっと合わせましょう」
挑戦者は曲のイントロのみ聞いて耳をふさがれてしまう。自分で間をとって、サビを歌い、会場で流れている曲のサビとタイミングがぴったり合ったらOK。山下チームの宮地が見事ピタリと合い、会場から歓声が上がり拍手喝采
●2回戦「Jr.にぴたっと合わせましょう」
MCが単語を読み上げる。それをJr.が好きなら「好」、嫌いなら「死」の札を上げるので、挑戦者はJr.の答えを予想して同時に札を上げる。答えが合えばOK。こんな感じ。
 MC「紅茶」
 2人「せ〜の『死ね』!」
 (正解のSE)
 Jr.「(※聞き取れず)…紅茶飲める奴はオカマ。オカマか受験生」
●3回戦「スマッシュをぴたっと合わせましょう」
B'zの曲にのって卓球のラリーを続け、「ウルトラソウル!」のフレーズでちょうどスマッシュが決まったチームの勝ち。成功した山下チーム、会場から歓声が上がり拍手喝采。Jr.が「ええなぁ」と急遽千原兄弟で対戦。罰ゲームを何にするかで揉めに揉め、
  Jr.「それじゃ間とって、お前(靖史)の家でパーティ。」
 靖史「なんで間とってそういうことになんねん!」
ゲームは、Jr.が「ウルトラソウル!」を奪い諸手をあげて大喜び。しかし、実はスマッシュは決まっておらず、打球はふんわり台の上を通過しただけだった。

  • 「なにこれ2004 Winter」

芸人の私服のファッションショー。「なんで買ったんだろう…」と思ってしまうような服ばかり。小堀は全身アニマル柄、家城は手を広げると、まるでモモンガになってしまうセーターなどなど、千原Jr.「80円やると言われても要らない」「おかんがこれ買うてきたら、ぶんなぐる」服が目白押しな中、何の変哲もない黒いパーカーと黒い革パンで登場した男がいる。しかし、大爆笑。それが、カリカ・林。黒いパーカーには「we」とロゴがあり、千原Jr.「胸にはweって書いてあるけど、お前はひとり(ぼっち)や」。

  • 「書けない奴に賭けろ!」

事前に小学校卒業レベルの漢字テストを出演者全員に実施。満点を取った「かしこ」は、渡辺、家城、山本、森本。「アホ」ワースト4には、出てきた瞬間会場から「え〜!?」と声があがった千原Jr.と川谷、イメージ通りの大川、そして「スケールがでかい」「次元が違う」と靖史に言わしめた関。舞台上でも同様の漢字問題に「アホ」が挑み、「かしこ」は「アホ」うち誰がはずすか予想し賭ける。千原Jr.は天然のボケを幾度となく見せ、新たな一面を見せた。川谷は単純におしい間違えを犯し、私の席の後ろの女の子はしきりに「かわいい!」を連発。大川は「アホ」でもっともオーラのあるバカキャラで会場を沸かせる。関は、問題の単語の意味もわからない、毎回新しい漢字を生み出すなど、凡人には理解できない答えを出し、周囲の人をぽかんとさせていた。会場の人の一部は「…えー…」と引いていた。「気持ち悪い!」と逃げまどう出演者を、関が間違えたフリップを持って、追いかけ回す一幕も。