吉本興業、岡山撤退を示唆 市に経済支援求める

 岡山市が市内に所有する「三丁目劇場」で定期公演している吉本興業大阪市)が市に経済支援を要請し、支援がない場合は九月の撤退を示唆していたことが十八日、分かった。…(中略)…公演と事務所を維持するために月三百万円の経費が必要

中略

 岡山市からの撤退を示唆した吉本興業は十七日、広島市中区の劇場で開いている定期公演は「従来通り続ける」との方針を示した。

 広島では月三回、家電量販店のデオデオ本店八階「よしもと紙屋町劇場」で公演。二百五十七人の客席は「毎回ほぼ満席」(吉本興業)という。「何の問題もなく、タレント養成スクールも続行する」と説明する。

 デオデオなど地元三十社でつくる「中心市街地にぎわい創出推進協議会」は、年間約三百五十万円分の公演チケットを購入しており、「引き続き支援していきたい」としている。

引用:http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04061812.htmlhttp://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04061812.html
ちょっとつっこんで調べてみました。
よしもと広島の公演内容を見ると、
●毎月スケジュールが明確*1
●地域が積極的にバックアップしている。
●「デオデオ」の知名度、集客力を生かした立地、宣伝
で老若男女問わず地域に上手く浸透していることが伺えます。値段設定も呼んでいるタレントも妥当で、足を運びやすいですね。劇場を建てるのではなく、1フロア借りるってのはルミネ同様、いい手法ですよね。
一方の岡山は、そもそも開設時、商店街に足を運んで貰うための誘致したと記憶しています。ですから、実際行ったことはないのですが、人が集まる立地ではないと仮定すると、お客さんにはこの公演のために足を運んで貰わねばなりません。それに見合うだけの公演が行われているか気になるところですが、ホームページを見る限り、広島のFUNFANライブにあたる、大阪から若手を呼ぶライブが月1回と、地元の若手が出るライブが月2回。うーん…ターゲットが狭いですよねぇ。劇場自体、広く認知されていないのではないでしょうか。地元のバックアップに加えて、劇場が「渋谷でchu!」とか地元のメディアとくっついてけばいいのですけどねぇ。あと、ぴあで発売がないってのはさみしいです(><)地域の事情はわからないけど。

吉本興業岡山事務所
http://www.yoshimoto.co.jp/okayama/
よしもと広島web site
http://www.yoshimoto.co.jp/hiroshima/

*1:「爆笑波浪注意報発令中!(ベテランを中心としたライブ。いくよくるよ師匠などNGK出演者)」と、「よしもと FUNFAN LIVE(若手を中心としたライブ。千鳥やサバンナなどbase〜うめだメンバー)」を各1本づつ