ホープ大賞

全体的にネタが走ってたように感じたのは、久しぶりにお笑いを見たせいかな?
決勝進出10組の内、マセキ芸能社が2組も決勝に残るとは。いつのまにか若手が育っていたんですね。吉本は1組。パンクブーブーは、もしもファンが裏組織の人物だったら、という設定のコント。目の付け所も面白いし、ギャップもきれいに出ていたんだけど、「出待ち」を体験したことがある人とない人では、おもしろさに違っいが出てしまっただろうなぁ。でも私はバカっぽくて好きでした。
キングオブコメディは、高橋がラジオDJになり、リスナーの今野と電話でやりとりをするコント。これも、ものすごい早口!口が回っていない場面もしばしば。それが、彼らの場合は、たたみかけに作用したようで、今ちゃんの壊れた感じを見事に表現してた。スタッフが地震のアドリブを伝えようと、「※この画面のゆれは地震によるものです」というテロップを入れてた。テレビで振動が伝わったらなぁ(笑)。会場に行ったお客さんの特権。
東京03は丁寧なネタ作り。わかりやすく、お客さんの隅々まで面白さが伝わっていたと思う。予定調和なわざとらしさもそれほど感じず、自然に東京03の世界に入り込めた。ただいかんせん、パンチ力があと一歩なのかなぁ。